2012年2月10日金曜日

CrossbeamとSpirentが提携し、モバイルオペレータ向け実環境セキュリティテストの手法を定義 100万以上のスマートフォン/タブレットユーザーをエミュレートした初のテストをENTACが実施 よりセキュアなモバイルネットワーク構築のためのガイドラインを提供 - BIGLOBEニュース

※本リリースは米国時間2012年1月27日に行われたCrossbeam本社のリリースの抄訳です。

米マサチューセッツ州ボックスボロー(2012年1月17日) - CrossbeamとSpirent Communicationsは本日、100万台以上のスマートフォン/タブレットの同時接続をエミュレートした業界初の公衆ネットワークテストの結果を発表しました。テストは独立系のテストセンターであるEANTCによって実施され、実環境に極めて近い、厳しい測定条件の下でのセキュリティデバイスの動作と有効性について評価を行いました。テスト結果からは、セキュリティパフォーマンスを正しく評価するための要件や、モバイルオペレータが4G/LTEネットワークのためのセキュリティインフラを構築する際の現実的なガイドラインを得ることができます。

ネットワーク、デバイスおよびサービステストのリーダーであるSpirent、ハイパフォーマンスネットワークセキュリティプラットフォームを提供するCrossbeam、そしてEANTCは共同で、モバ� �ルネットワーク環境下でネットワークセキュリティがどのような影響を受けるかの実環境(real-world)のテストシナリオを設定しました。
「セキュリティ製品のパフォーマンスや予測できない脅威、そしてトラフィックへの要求について、あまりにも多くの間違った情報が溢れており、どういった手法で何をテストしたら良いか、明確な基準はこれまでありませんでした。」とCrossbeam製品開発担当VPのChet Gapinski氏は述べています。「ネットワークスループットのような指標は、実環境下で他の指標と組み合わせて測定されない限り、ほとんど意味を持ちません。私たちはその点で、SpirentとEANTCとの協力が重要だと考え、正確で統一された実環境でのテストを共同で作ることにしました。これにより、業界全体が恩恵を被ることになると考えています。」
現実のモバイルインターネットゲートウェイ(Gi/SGi)にかかる莫大なトラフィック負荷を再現するため、Spirent Avalancheが使われました。100万人以上のユーザーがスマートフォンやタブレットから同時にアクセスしている状況をエミュレートできます。この膨大なトラフィックが、たった一台のCrossbeam X80-Sプラットフォームに送り込まれたのです。X80-Sにはファイアウォール、IPSそしてNAT機能を持つCheck Pointのソフトウェアがインストールされています。

■利用者の満足度を測る
一連のテストは、様々なセキュリティデバイスがモバイルネットワークインフラにどのような影響を及ぼすかだけではなく、それが利用者の満足度と顧客体験にどのような影響を与えるか、という点にも答えられるように設計されています。安全なモバイルデータトラフィックを実現する為には大変な処理が必要になりますから、それによってWebページの読み込みが遅くなったり、反応が悪くなったり、接続が切れたりし、顧客体験に大きな影響を及ぼします。
「セキュリティパフォーマンスを計測するための特効薬はありません。」とSpirentのNetworks & ApplicationsグループVPのJeff Schmitz氏は述べています。「1秒あたりのコネクション数を聞くためにプロバイダに電話をかける人はいません。(そんな数値を計測しても意味が無いのです。)その代わりに、私たちはモバイルネットワークで何が起こっているのかを正確に知るための(限りなく現実に近い)エミュレーション環境と、高い顧客満足度を維持しながら数百万人からの接続を処理できるセキュアなネットワークを構築するためのガイドラインを作ることにしたのです。」
実環境トラフィックモデルは、100万人以上の利用者を抱える現代のモバイル環境をエミュレートするために特別に構築されました。これには様々なユーザープロファイルに相当するHTTPセッションが95%を占めます。これに加え、スマートフォンOSの公衆回線を使ったアップデートや、Eメール(SMTPおよびPOP3)接続もエミュレートされます。

■CrossbeamのXシリーズがステートフルファイアウォールで106Gbit/sを達成
EANTCがSpirent Avalancheレイヤー4-7テストソリューションを使って確認した結果、CrossbeamのXシリーズはステートフルファイアウォールで106Gbit/sという驚異的な数値を叩き出しました。ファイアウォールはIPSとNATが有効化されており、アクティブユーザー数100万人、アクティブなTCPセッションが400万セッション、毎秒242,000件の新規接続という条件です。ファイアウォールのみ、ファイアウォールとNAT、ファイアウォールとIPS、NATとIPSなどの他のシナリオでも、一貫して高いパフォーマンスを計測しました。さらに、顧客満足度の面からは、Xシリーズはただの一度もコネクションを切ったりリクエストを逃したりせず、アクセスのレスポンス時間も10ms以下と、非常に低いものでした。
「私たちはCrossbeamのXシリーズに対して厳格で明確な目的を持った現実世界と同じパフォーマンステストを行いました。」とEANTCのマネージングディレクターであるCarsten Rossenhovel氏は述べています。「モバイルオペレータは、急速に伸びている3GおよびLTEサービスをサポートするために、信頼できるファイアウォールパフォーマンスとスケーラビリティの数値化を求めています。Crossbeamのソリューションは私たちがテストした様々な配備シナリオにおいて完璧に動作し、私たちの予想を遙かに超えました。

詳しいテスト結果をご覧になりたい方は、

からダウンロードして下さい。

また、テストについてより詳しく知りたい方はHeavy ReadingシニアアナリストのGabe Brown氏のブログをご覧ください。

■EANTCについて
European Advanced Networking Test Center (EANTC)は、ネットワーク機器の製造業者、サービスプロバイダ、エンタープライズ顧客に対してベンダー中立なコンサルティングとテスト設備の提供を行っています。主要なビジネスエリアはイーサネット、IP/MPLS、モバイルネットワーク、トリプルプレイ技術およびアプリケーションです。より詳しい情報については、Carsten Rossenhoevel(+49.30.3180595-0 または cros)までお問い合せ下さい。

■Spirent Communications plcについて
Spirent Communications plc. (LSE:SPT)は、データセンター、クラウドコンピューティング環境、高速イーサネットネットワークおよびサービス、3G/4Gワイヤレスネットワークおよびデバイス、ネットワークセキュリティ、そしてグローバルナビゲーション衛星システムをテストするための広範なソリューションを提供しているテスト/計測のグローバルリーダーです。
より詳しい情報については http://www.spirent.com/about-us/News_Room/About_Spirent_Communications_plc.aspx をご覧ください。

■クロスビームについて
クロスビーム・システムズ(Crossbeam Systems(R))は、大手企業・サービスプロバイダー・政府機関が求める性能・スケーラビリティー・信頼性に対する最高度の要求を満たすネットワークセキュリティーを導入できるよう、実績あるアプローチを提供しています。業界をリードする当社のXシリーズ・セキュリティープラットフォームはオープンで性能の高いアーキテクチャーを採用しています。複数のクラス最高のセキュリティー・アプリケーションを容易に導入・スケーリングすることができるため、変化を続ける広範な脅威に対応することが可能です。様々な企業がクロスビームを利用してインテリジェントにリスクを管理し、コンプライアンスを維持・促進し、次々と進化する脅威からビジネスを保護しています。クロスビームは米マサチューセッツ州ボックスボローに本� ��を置き、欧州、中南米、アジア太平洋にオフィスを有しています。詳細については、 http://www.crossbeam.com をご覧ください。

Crossbeam SystemsとCrossbeamはクロスビーム・システムズの登録商標です。本記者発表文で触れられ、クロスビームが所有しない会社、製品、またはサービスの名前は、各所有者の財産です。

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